管理人のyamato(@YamatoHlb)です。
今回は自分の一番好きなイタリアのサッカーリーグについてご紹介できたらと思います。
なぜイタリアサッカーが好きになったかと言うのを簡単にお話ししますね。
自分が海外サッカーに興味を持つきっかけとなったのが、当時トヨタカップ(現クラブW杯)です。
日本で開催され、テレビで観戦をしていた時にとにかくカッコ良かったのがデルピエロでした。
そこからはどハマりでしたが、当時はネットが普及しておらず、当時の情報収集の方法は雑誌やテレビのみでした。
イングランドのプレミアリーグやスペインのリーガエスパニョーラに比べイタリアのサッカーは面白くないと言われることも多々ありますが、私は大好きです。
みなさんにも少しでも興味を持って頂けたらと思いますので、どうぞご覧ください。
イタリアサッカーのリーグの種類
イタリアのサッカーリーグにおいてはセリエA〜Cがプロリーグです。
セリエD以下はアマチュアやユースチームが所属しています。
セリエの部分は英語で言うシリーズの意味があり、バレーボール等のイタリアの異なるスポーツリーグでも「セリエ○○」と言います。
なのでイタリア人は他と区別する為にセリエとは言わずカルチョと言うのが一般的です。
セリエA

1番メジャーかと思われますが、1部がセリエAと表記されセリエ・アーと呼ばれます。
毎シーズン20チームでホーム&アウェイのリーグ戦を行い、勝ち点の多いチームが優勝となります。
勝ち点が2チーム並んだ場合は直接対決の勝ち点、直接対決の得失点差、得失点差、総得点数により優勝チームが決まります。
尚、下位3チームは翌シーズンのセリエBへ降格が決まります。
リーグ戦成績1〜4位チームがUCL出場権を、5〜6位・後述のコパイタリア優勝チームがUEL出場権を獲得します。
運営:レガ・カルチョ
セリエB
2部リーグに相当するのがセリエBとなっています。
毎シーズン22チームでホーム&アウェイのリーグ戦を行い、勝ち点の多いチームが優勝となります。
上位2チームはセリエA昇格が確定です。
シーズンの成績が3〜8位のチームで残り1つの昇格枠をトーナメント方式で決めています。
一方で下位3チーム+1チーム(18位or19位のチーム)の4チームがセリエCに降格となります。
運営:レガ・セリエB
ちなみに、2018-19シーズンからは「serie BKT」と呼ばれるようになりました。
セリエC
3ジローネ(エリアの意味)で60のチームで編成されています。
レガ・プロ・セコンダ・ディヴィジオーネとレガ・プロ・プリマ・ディヴィジオーネとありましたが、2013-14シーズン以降はセリエCに統合されています。
各ジローネ1位の3チーム+各2位チームのプレイオフにより勝ち残りのチームの計4チームがセリエBに昇格します。
各ジローネ最下位チームは自動降格、各ジローネ16〜19位チームで残留を争い、敗れた2チームずつの計9チームがセリエD降格となります。
運営:レガ・プロ
セリエD
アマチュアとしては最上位のリーグです。
セリエDにはA〜Iの9つのジローネがあり、各ジローネに17〜20チームが所属しています。
19-20シーズンは166ものチームがリーグ全体で登録されています。
各ジローネ1位の計9チームはセリエCへ昇格します。
下位2クラブ+13〜16位のクラブで残留争いをし、敗れた2クラブで各ジローネ4チームの計36チームがエッチェッレンツァへ降格となります。
ちなみにセリエDの下のカテゴライズとしてはエッチェッレンツァと呼ばれ、セリエEとは呼ばれていません。
イタリア国内の大会
◆コッパ・イタリア
国内のプロクラブチームによる一発勝負のトーナメント方式の大会です。
シーズンにより出場チームの変更はありますが、セリエA〜Cに所属する全クラブが基本的には出場します。
セリエA勢はラウンド16or3回戦から出場することが多いです。
開催期間は8月〜5月、優勝チームには下記のスーペルコッパ・イタリアーナの出場権、UEL出場権(セリエA1〜4位チームの場合UCLが優先)が得られます。
優勝チームは優勝の証として翌シーズンのユニホームにコッカルダと呼ばれる紋章をつけます。
◆スーペルコッパ・イタリアーナ
上記のコッパ・イタリア昨シーズン覇者VS昨シーズンセリエAリーグ王者との一戦です。
昨シーズン同じチームが二冠を達成した場合は昨シーズンリーグ2位チームが同大会に出場します。
開催は冬季のオフシーズンに入る前に行われることがほとんどです。
開催場所は国内での中立な場所や海外などシーズンによりさまざまです。
イタリアサッカーの視聴方法
イタリアサッカーの生放送での視聴には日本人には時差の関係もあり、深夜に観なくてはならないので寝不足になりがちです。
それはさておき、無料でネットで見る方法もあるのですが画質が悪かったり、実況が外国語であったりして見づらいのでおすすめしません。
そこで僕がおすすめする、主な視聴方法方法は以下の2つです。
- DAZN
- スカパー!
それぞれざっくり特徴を解説します。
DAZN
DAZNならチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグの全試合の視聴が可能です。
もちろん各国のリーグ戦も生で観戦することができます。
今なら1ヶ月タダで視聴が可能です。
僕も愛用しているDAZNですが、サッカーファンのみならずスポーツ観戦が好きな人には是非活用すべきサブスクだと思います。
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スカパー!
スカパー!はDAZNほどスポーツのライブ配信に特化しているわけではありませんが、契約するプログラムによりスポーツ観戦のみならずアニメやドラマなど観たいプログラムを家族で使い分けることもできます。
まとめ
イタリアサッカーリーグをざっとご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
少しでも興味を持って頂けたら嬉しい限りです。
今季はインモービレ大爆発中のラツィオとコンテが復活させたインテル、ガスペリーニの魔法のかかったアタランタも好成績をおさめましたが、ユヴェントスの9連覇に終わりました。
イブラヒモビッチにより目の覚めたミラン、得点力爆発のアタランタも観ていて面白いです。
それから昨夏からボローニャで活躍している冨安健洋選手、昨冬サンプドリアを選んでキャリアをリスタートした吉田麻也選手といったように、長友選手以降久しぶりにセリエAで活躍する日本人選手がいるので是非応援しましょう。
来季は監督としては未経験ながら強いカリスマ性で管理者としてはいちファンとしても楽しみなピルロ率いるユヴェントス、2年目のコンテのインテル、成熟を魅せるアタランタやラツィオ、昨季終盤負けなしのミランとのスクデット争いがどんな展開になっていくのかファンとしては目が離せません。