今は各クラブのオーナーが実業家だけでなく、オイルマネーと呼ばれる石油などから得られるお金を選手の給与や移籍金として投資するクラブもすくなくありませんが、どのチームも夢見ているのは、UEFAチャンピオンズリーグのタイトルでしょう。
僕はユヴェントスのファンなので基本的にはユヴェントスを応援しているのですが、サッカーはお金だけじゃないはずなのでそんなに狂ったようなお金を投資しなくてもタイトルが取れることを示してほしいものです。
ということで今回は過去の大会の決勝カードやを振り返っていきたいと思います。
- チャンピオンズリーグ歴代決勝カード
- チャンピオンズリーグ歴代優勝チーム
- チャンピオンズリーグ最多優勝チーム
- チャンピオンズリーグ最多優勝監督
- チャンピオンズリーグ最多優勝選手
- 今季のチャンピオンズリーグ試聴方法
最後には、今季のチャンピオンズリーグ優勝チームも予想したいと思います。
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なかなか歴史のある大会なので正式名称がUEFA Champions League(チャンピオンズリーグ)となった92-93シーズンから振り返って参ります。
チャンピオンズリーグ歴代決勝カード
決勝カードの記載により、優勝チームと準優勝チームがわかるように表にしてみました。
90年代、2000年代、2010年代と年代別に分けてみました。
1992-93〜99-00シーズン
シーズン | 優勝クラブ | 準優勝 |
92-93 | マルセイユ | ACミラン |
93-94 | ACミラン | バルセロナ |
94-95 | アヤックス | ACミラン |
95-96 | ユヴェントス | アヤックス |
96-97 | ドルトムント | ユヴェントス |
97-98 | R・マドリード | ユヴェントス |
98-99 | マンチェスター・U | バイエルン |
99-00 | R・マドリード | バレンシア |
2000-01〜09-10シーズン
シーズン | 優勝クラブ | 準優勝 |
00-01 | バイエルン | バレンシア |
01-02 | R・マドリード | レヴァークーゼン |
02-03 | ACミラン | ユヴェントス |
03-04 | ポルト | モナコ |
04-05 | リヴァプール | ACミラン |
05-06 | バルセロナ | アーセナル |
06-07 | ACミラン | リヴァプール |
07-08 | マンチェスター・U | チェルシー |
08-09 | バルセロナ | マンチェスター・U |
09-10 | インテル | バイエルン |
2010-11〜2020-21シーズン
シーズン | 優勝クラブ | 準優勝 |
10-11 | バルセロナ | マンチェスター・U |
11-12 | チェルシー | バイエルン |
12-13 | バイエルン | ドルトムント |
13-14 | R・マドリード | A・マドリード |
14-15 | バルセロナ | ユヴェントス |
15-16 | R・マドリード | A・マドリード |
16-17 | R・マドリード | ユヴェントス |
17-18 | R・マドリード | リヴァプール |
18-19 | リヴァプール | トッテナム |
19-20 | バイエルン | PSG |
2020-21シーズン〜
シーズン | 優勝クラブ | 準優勝 |
20-21 | チェルシー | マンチェスター・C |
21-22 | R・マドリード | リヴァプール |
22-23 | マンチェスター・C | インテル |
チャンピオンズリーグ決勝の印象
イタリア、イングランド、スペイン、ドイツ、フランスで欧州5大リーグなんて言ったりもしますが、フランス以外の国のクラブチーム同士の決勝が実現しているのは面白いですよね。
圧巻は01-02シーズンに自身も選手として制覇したジダンが監督として3連覇を成し遂げたことですかね。金輪際そんなチームは現れないかもしれません。
そもそも3季連続で決勝に行ったの自体レアル・マドリード(16〜18)とACミラン(92〜94)とユヴェントス(95〜97)のみです。
世間では2010年代はイングランドのプレミア勢が盛り上がっていたイメージですが、ほとんどスペインのラ・リーガのチームがほとんど決勝に辿り着いているのも面白いですし、ロナウドとメッシの存在のでかさを感じさせますよね。
21-22シーズンでは南野拓実選手が史上初の日本人決勝出場なるか?と騒がれましたが、出場はありませんでした。
チーム優勝回数ランキング
チャンピオンズリーグで優勝を経験しているチームはなんと全部で以下の14チーム。
- 優勝8回 レアル・マドリード
- 優勝5回 バルセロナ
- 優勝4回 ACミラン
- 優勝3回 バイエルン・ミュンヘン
- 優勝2回 マンチェスター・U、リヴァプール、マルセイユ、チェルシー
- 優勝1回 レッドスター、アヤックス、ユヴェントス、ボルシア・ドルトムント、ポルト、インテル、マンチェスター・C ※
さらにこれらのクラブチームが国別だと、
- イタリア 3クラブ
- イングランド 4クラブ
- スペイン 2クラブ
- ドイツ 2クラブ
- ポルトガル 1クラブ
- フランス 1クラブ
- オランダ 1クラブ
- ユーゴスラビア 1クラブ ※
あくまで92-93シーズンからの成績ですのでご了承下さい。
ご覧の通り白い巨人ことレアル・マドリードが圧倒的な優勝回数を誇っています。
次いでバルセロナの5回となっているので、こうして見るとスペイン勢って勝負強いんだなぁと改めて実感しますね。
近年の勢いを考えれば、プレミア勢はもっと回数多いかなとか思ってました。
最多準優勝チーム
最多準優勝はユヴェントスです。
勝負強さが足りないとか、結局勝てないとか言われがちですが6度も決勝まで辿り着いていること自体は純粋に凄いことだと思います。
そんなユヴェントスは昨季はリーグ戦での勝点剥奪など不遇とも取れる処分が下り、今季はカンファレンスリーグに出場することになっております。
CLに比べれば出ているチームのレベルは下がりますが、まだ取ったことのないタイトルでもありますので優勝を目指して欲しいですね。
最多優勝監督、最多優勝選手
最多優勝監督監督
21-22シーズンまでは監督として3度の優勝経験があるのは、ボブ・ペイズリーとカルロ・アンチェロッティとジネディーヌ・ジダンの3名のみでしたが。
21-22シーズンにトロフィーを獲得したことで、カルロ・アンチェロッティ監督が監督としての優勝回数が4回で単独トップとなりました。
ちなみに2度の優勝経験がある監督は16名います。!
最多優勝選手
クリスティアーノ・ロナウド
史上最多優勝経験者はクリスティアーノ・ロナウドでその数はなんと5回です。
大会最多得点記録保持者でもあり、大会毎の得点王になんと7度も輝いています。
一貫して結果を残し続けるのは本物の怪物ですね。
守備しないとかエゴが強いとか言われますけど、ストイックにトレーニングをしてそういった批判を十何年も結果で跳ね返しているので僕個人はゴールマシーンぶりを素直にすごいと思います。
ちなみに優勝時の所属チームはマンチェスター・Uで1回、レアル・マドリードで4回です。
クラレンス・セードルフ
クリスティアーノ・ロナウドがレアル・マドリードで最後にトロフィーを掲げるまでは、セードルフも3回で最多優勝経験者でした。
アヤックス(1994-95)、レアル・マドリード(1997-98)、ミラン(2002-03、2006-07)と異なる3つのクラブでチャンピオンズリーグを制覇しており、これは歴代の選手でセードルフのみが達成した記録となっています。
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チャンピオンズリーグの視聴方法
21-22チャンピオンズリーグの地上波の放映は公式のアナウンスがないので、おそらく今季もありません。
今季のチャンピオンズリーグの視聴はWOWOWで可能となっています。
ちなみにイングランドのプレミアリーグ、イタリアのセリエA、スペインのリーガエスパニョーラのリーグ戦はDAZNで視聴が可能です。

- DAZNならライブ観戦が可能
- サッカー以外のスポーツ(野球、テニス、F1等)も視聴可能
- DAZNならハイライト視聴が可能
- スマホで外出先でも観れる
- スマートテレビにログインすればTVでも視聴可能
23-24シーズンのチャンピオンズリーグ優勝予想

現実的に考えるとやはり毎シーズン安定感のあるマンチェスター・Cやバイエルンやレアル・マドリードがその筆頭でしょうか?
チームの成熟度的にはリヴァプールは完成度が高いですが、昨季プレミアリーグを圧倒しているマンチェスター・Cが優勢な気がします。
個人的には大型補強を敢行したアーセナルを推したいです。ベテランのジャカがいなくなりましたが、ライスやハフェルツがどう馴染むのか楽しみです。
日本と比べるとイギリスやスペイン、イタリア等は感染者数が爆発的に増えており、各国のリーグ戦も延期になることが増えてきています。
なのでコンディション次第な面もありますのでなかなか予想は難しいですが、今季優勝すればアンチェロッティ監督としてもチームとしても優勝回数を伸ばすことになるレアル・マドリードを推したいです。
知らないチームが多いって思う方はまずは、日本代表南野拓実選手が所属するリヴァプールから観てみるといいかもですね。