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東京五輪U-24サッカー日本代表最終メンバーを徹底予想!

管理人のyamato(@YamatoHlb)です。

いよいよ来月から東京オリンピックが開幕ですね。

僕はサッカーファンなのでサッカーは見るつもりですが、なかなか日本は厳しいグループに入りましたね。

日本サッカーファン誰しもが気にしているのはメンバー選考だと思います。

6月に急遽行われた日本サッカー史上初となったA代表との一戦を含めガーナ戦、ジャマイカ戦の3連戦を経てメンバー発表は今月22日となっていますので、そこでのパフォーマンスを含め個人的に最終メンバーを予想してみたいと思います。

五輪男子サッカーの年齢制限

通常のワールドカップ等の国際大会では1チームの登録メンバーが23人となっていることが多く、GK3人プラス各ポジション2名ずつが配置できるようになっています。

しかし五輪では登録できるメンバーが18人と非常に狭き門を争うことになります。

更にこれに3名のオーバーエイジ枠(以下OA)を使うことで、より厳しいサバイバルとなります。

OA

今回は経験豊富でA代表でも抜群の安定感を誇る吉田麻也選手(サンプドリア)、酒井宏樹選手(マルセイユ浦和レッズ)、遠藤航選手(シュツットガルト)6月のU-24代表の活動から参加しました。

久保建英選手がインタビューで「助っ人外国人が来た感覚。安心感が凄い。」と語っていたように、観ていて安心感はありました。

OA枠で選出された吉田麻也選手、酒井宏樹選手、遠藤航選手に共通しているのはそれぞれの世代で一度オリンピックに参加していること。

若い世代のメンバー枠を削って選出された彼等の経験値には大きな期待をしたいものですね。

OA選出メンバーから感じたこと

OA選手は全員ディフェンシブな選手ですよね。普段A代表でコンビを組んでいる冨安健洋選手(ボローニャ)U-24世代ですので、ことCBだけで言うと、A代表での鉄板コンビで戦うことができます。

24歳以下の前線メンバーに豊富なタレントが揃っていることもその要因の一つでしょうが、メダルを狙う以上なるべく負けない戦いをしなければいけません。

実際にはOA選手たちが参加してのテストマッチとなったガーナ戦、ジャマイカ戦は危なげない守備で無失点で終えています。

そういった意味でも個人的には今回のOA選手の選出には本気度が高いと感じました。

U-24日本代表のフォーメーション

メンバー選考の予想をと単純に考えていましたが、ただポジション別に羅列するのではなく、U-24日本代表の戦い方も含めて解説をしていきたいと思います。

森保監督がA代表との兼任という形で指揮をとっていますので、フォーメーションを試合中に変えるなんてこともあるかとは思いますが、基本ベースは4-5-1、状況に応じて3-6-1となるのではないかと考えています。

OA選手3名を除外して残り15名をポジション別に振り分けるとGK2人、DF4人、MF6人、FW3人となるのではないかと考えています。

限られた人数ですので複数のポジションを高い水準でこなせるメンバーは必然的に何名か必要になることは間違いありません。

当確と考えられるメンバー

6月のガーナ戦、ジャマイカ戦を観てほぼ当確だと感じたのはA代表でも主力として活躍している冨安健洋選手、久保建英選手(ヘタフェ)、堂安律選手(ビーレフェルト)

更にこの世代の前線で1番点を取ってきた上田綺世選手(鹿島アントラーズ)、攻守の要として今後A代表入りを個人的にしている田中碧選手(川崎フロンターレ)、左サイドバックから前線のどのポジションでもこなせる旗手怜央選手(川崎フロンターレ)CBからボランチ等ディフェンシブなポジションをマルチにこなせる板倉滉(フローニンゲン)7名は個人的には90%メンバー入りすると考えています。

U-24日本代表最終メンバー予想

ポジション別に個人的な印象を含め最終メンバーに入りそうな選手を予想していきたいと思います。

GK   2

yamato
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所属クラブでも定位置を確保しており、6月のガーナ、ジャマイカとの2連戦で先発し失点を許さなかった谷晃生選手(湘南ベルマーレ)の選出は固いかと思います。

残り1枠をこれまでこの世代で活躍してきた大迫敬介選手(サンフレッチェ広島)、沖悠哉選手(鹿島アントラーズ)、所属クラブで西川周作選手からポジションを奪い、飛び級での参加となった若干18歳の鈴木彩艶選手(浦和レッズ)3名で争う格好になります。

個人的にはガーナとのハーフの鈴木彩艶選手を推したいです。

DF   6

OAの吉田選手、酒井選手に加え冨安選手、板倉選手は当確と考えていますが、左サイドバックを本職とした選手が意外にもこの世代におらず、旗手選手とこの世代でキャプテンを努めてきた森保監督の信頼の厚い中山雄太選手(ズヴォレ)2人を併用でいくのかと感じます。

あるいは本職左サイドバックでCBもこなせる古賀太陽選手(柏レイソル)を連れて行くのか?

CBが大会中ずっと吉田選手、冨安選手の鉄板コンビを組み続けられるとも考えにくいのでその控えが必要ですが右サイドバックもそういった意味では酒井選手がもし怪我したらと考えた時にバックアッパーか必要なポジションです。その両方をこなせると言う点では橋岡大樹選手(シント・トロイデン)を選ぶか、所属クラブで右サイドバックとして高い評価を得ている冨安選手をサイドに回してCBで安定性のある町田浩樹選手(鹿島アントラーズ)や瀬古歩夢選手(セレッソ大阪)選手が選ばれるのか難しいところです。

MF   7

yamato
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遠藤選手と田中選手のダブルボランチ、攻撃で効果的な連携を見せていた久保選手、堂安選手は結果も残していましたし当確でしょう。

ここ最近の試合でほとんどレギュラーとして出ており、守備での貢献度の高い相馬勇紀選手(名古屋グランパス)Jリーグで対峙する相手を圧倒し続ける最大の武器のドリブルだけでなく得点やアシストを記録した三苫薫選手(川崎フロンターレ)6月の2連戦でのアピールに成功しました。

久保選手や旗手選手もこなせるこのポジションに2人を割くのか、堂安選手や久保選手のような柔らかいタッチのできるテクニシャンタイプを控えに置いておくなら三好康児選手(アントワープ)をチョイスするのか。

少なくとも6月の連戦でのアピールが失敗した感のある遠藤渓太選手(ウニオン・ベルリン)や食野亮太郎選手(リオ・アヴェ)は厳しくなった印象ですが、攻撃的なポジションならどこでもやれる選手たちが多い上に恐らくDF登録となる旗手選手はもともと攻撃的なMFの選手なのでポリバレントに活躍できるかを考えても厳しいかもしれません。

やはり枠の少なさに泣く選手が出てくるのは仕方ないですが、本来ならば選ばれてもおかしくない選手でも外れなきゃいけないのが選ぶ側も選ばれる側も辛いですよね。

FW   3

当確と考えられるメンバーの項目でも話しように、こちらは大学時代からこの年代のエースとして得点を重ねて来た上田綺世選手(鹿島アントラーズ)が基本的には選抜で起用されるのでしょう。

さらに前田大然選手(横浜F・マリノス)のメンバー入りというのもほぼ確定しているかと考えています。先発で出なくても相手が疲れてきた時間帯に活きる爆発的なスピードはロンドン五輪で優勝候補だったスペイン代表を圧倒した永井謙介選手(FC東京)を彷彿とさせますし、前線のどこのポジションで入っても献身的にプレッシングをかけてくれることでチーム全体の負担を軽減してくれます。

もしMF8人と考えるなら三好康児選手のようなテクニシャンタイプを選びたい気もするのですが、基本フォーメーションは4-5-13-6-1であってもどうしても点を取りたい場面で控えに本職FW1人なのは厳しい気がするのです。

登録人数にもう少し余裕があれば継続的に起用されてきた田川亨介選手(FC東京)は高さもありスピードもあるのでメンバー入りしていたと思います。ですが、6月の2連戦でゴールやアシストといった目に見える結果を残せなかった点は正直物足りなさを感じてしまいました。

なので個人的に最後の1人としてそこに推したいのが林大地選手(サガン鳥栖)です。圧倒的に強い川崎フロンターレはともかく、今季のサガン鳥栖の躍動を牽引する同選手にはどこか中山雅史選手や岡崎慎司選手のような泥臭さやガッツを感じます。

そういった選手はチームにいると良い影響をもたらすはずですし、国際経験は乏しいものの3月のアルゼンチン戦で挙げたゴールで魅せたように相手がどこであれビビらない強靭なメンタルも魅力的な選手だと感じます。

U-24サッカー日本代表メンバーの予想

ポジション別に予想するメンバーは以下の通り。

GK〉 谷晃生、鈴木彩艶

DF〉 吉田麻也、酒井宏樹、冨安健洋、旗手怜央、板倉滉、古賀太陽

MF〉 遠藤航、田中碧、堂安律、久保建英、相馬勇紀、三苫薫、三好康児

FW〉 上田綺世、前田大然、林大地

ジャマイカ戦の前に負傷離脱した冨安選手の状態にもよるが、恐らくこのようなメンバーになるのではないかと感じました。

6月の2連戦でアピールしきれなかった三好選手か長年この年代のキャプテンを務めて来た中山選手で迷いましたが,2004年のアテネ五輪で大会予選等でキャプテンを務めていた鈴木啓太選手が本大会のメンバーから漏れた前例もあったので守備的MFを減らしました。

森保監督が上記記事でインタビューに答えていたように、胸中が苦しいことは察します。

ですが選ばれた選手も選ばれなかった選手も東京五輪がゴールではないので、9月から始まる2022年カタールW杯の最終予選でのA代表入りを目指して活躍してもらえたら嬉しいですね。

以上最後まで読んでいただき、ありがとうございました。